今田雄一郎 スクラッチ画個展

今田雄一郎スクラッチ画個展
スクラッチ画家、今田雄一郎さんの個展開催が開かれます。
今田さんは今回の開催にあたり現在、新作に取り掛かっています。
これまでに観た方も初めて観る方も楽しめる内容になるかと思います。
今回の個展のテーマは
埋もれた色を削りだす -コーヒーの色とクレパスの色彩と-

コーヒーとスクラッチ画の調和をお楽しみください。

【開催期間】
10/27(金)-11/15(水)
期間中は木曜日の定休日を除きすべて営業いたします。

【今田 雄一郎氏略歴】
1970年 3月 誕生
2008年 てんかんとうつの治療で入院中に作業療法で絵を描き始め、スクラッチ画法と出会う
2010年 7月 活動開始
2011年 2月 VOL17 ストリート アート・マーケット in サッポロファクトリーで初イベント
4月 芸術の森アート・マーケット 参加。以後多くのイベントに参加
2012年 5月 GALLERY ENにて初の個展を開く
2012年 6月 ふらのクリエイターズマーケットに出展
2013年 5月 詩とパンと珈琲 モンクールにて二度目の個展を開く
5月 横浜 ハンドメイド マルシェに出展
2014年 6月 横浜 ハンドメイドマルシェに出展
2015年 5月 横浜 ハンドメイドマルシェに出展
2016年 4月 札幌市役所 地下食堂にて展示
5月 サッポロファクトリー アートコーナーにて展示
6月 サッポロ モノ ヴィレッジに出展
2017年 5月 さいとうギャラリー トドまってはいけない展、アートマンギャラリー 春展にて出展
7月 サッポロ モノ ヴィレッジに出展
現在に至る

【作品について】
私がスクラッチ画と出会ってから12年が過ぎました。
当時は震える手を何とかするための単なるリハビリの一環でしたが、今となっては自分が生きているという事の軌跡になって来ました。
今では、スクラッチ画もポストカードサイズばかりでは無く、大きな物も手掛けるようになりました。
スクラッチだけではなく、鏡箱や札幌軟石も手掛けるようになったり、CDジャケットや描き下ろしの依頼もいただくようになりました。
何故、絵を描くのか?と言うのは難しい問題で、何となく続けているつもりでも、それで10年以上も続かないでしょうし、
かと言って明確な目的を持って描き続けてきた訳でも無いです。
正直な所、自分は絵のイメージを受信してそれを描き起こしているだけのFAXみたいな物だと思っています。
イメージを受信した以上、それをカタチにしなくてはならぬ。と言った所でしょうか。
これからも、色々受信してはそれらをカタチにしていこうと思います。

【スクラッチ画】

スクラッチとは、引っ掻く・こすり取るなどを意味します。
様々な色のクレパスを紙全体に塗り、その上に被せるように黒い(あるいは濃い色の)クレパスで塗りつぶします。
そこを先の尖ったものなどで引っ掻くことで絵を描くと、上の色が取り除かれ下に塗った色が現れます。
これはクレパス以外の画材でも使われる技法です。

【鏡箱】

この作品のオリジナルは、造形作家・女子美術大学メディアアート学科教授ヤマザキミノリ氏によるもので、CUMOS(キューモス)と呼ばれるものです。
“箱の中の宇宙”という意味でCUBIC COSMOSからきているとのとの事。
立体万華鏡、不思議アートのぞき箱とも呼ばれます。
第一号が作られたのは東京芸術大学に在学中の1974年秋の事だそうです。
30年近く経つと、万華鏡ブームでサイコロ形万華鏡にも注目が集まる中、愛好家の間で原作者探しが始まり、ヤマザキ氏が「再発見」されたというエピソードまで伝えられています。
鏡箱は、CUMOSを基に紙箱に布や和紙を張り付けて作るカルトナージュという技法を使ったものです。
最初は外装にテープを貼ったり、スプレーで塗装しただけでしたが、いろいろ改良し、現在の形になりました。まだまだ進化の途中です。

【石板】
この石板は札幌軟石と言って、北海道で産出する凝灰岩の石材です。
北海道を代表する湖、支笏湖ができたときの火山活動で、札幌周辺に流れ出た火砕流が長い年月をかけて固まったものと言われています。
採石が開始されたのは明治7年頃からで、切り出された石材は開拓使に納められ庁舎、札幌本府の洋風の建物の建築材料に使われました。
今回はその札幌軟石を板状に切り出した物を素材に、マット水彩で色を付け、彫刻しています。